ネトフリで一気にいろいろ見てます。これはウェス・アンダーソン監督の短篇4つ。最初からパステル調の書割がもうウェス・アンダーソン。この人の作品とは合うものと合わないものがあります。ロアルド・ダールも得意分野ではないのでちょっと不安。
でも最初の「ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語」はすぐに入り込んで楽しめました。ベネディクト・カンバーバッチの画面吸引力。(ネットでバズってる、この人がテレビ番組でランダムに言ったことを組み合わせて刑事ドラマに仕立てる動画、何度見ても涙が出るほど笑える)デブ・パテルも良い。真面目だけどうさんくさくて。
続く「ねずみ捕りの男」、主役の怪しげなネズミ捕りの男を演じるのは、いつも端正なレイフ・ファインズ。うますぎて誰だかわからなかった。なんとなくオチのないお話。
「白鳥」白鳥はあとのほうに出てきます。「ねずみ捕り」にもいたルパート・フレンドという四角い顔のイギリス人俳優、こどもの口調がうまくて可笑しい。しかしこの作品はけっこう厳しい子どものいじめがトピックで、最初からどこか物悲しくなってしまいます。結末には非現実的なひねりがあるけど、現実では単に悲しい結末しかありえないんだろうなと、やっぱり悲しい気持ちでしんみりと次に進みます。
「毒」またカンバーバッチ登場。この人なかなか一流のコメディアンだな…蛇の下で固まっている彼は、もう半分死んでいるかのような硬直ぶりです。
…という4作品でした。ウェス・アンダーソンってロアルド・ダールだったんだな、と気づかされた作品たちでしたね…。



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