映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2011-08-21から1日間の記事一覧

新藤兼人監督「落葉樹」21

1986年公開作品。新藤兼人版「銀の匙」。(←決めつけすぎ) 「銀の匙」、感想にリンク貼ろうと思ったら書いてなかった…。著者は中勘助、子ども時代に乳母と過ごした満ち足りた時間を丁寧に丁寧に描写し、「読書好きな人のベストテン」内に必ず入る、玄人受け…

新藤兼人監督「ある映画監督の生涯 溝口健二の記録」20

1923年から晩年の1956年まで、90本を超える映画を監督し続けた日本の巨匠 溝口健二の生涯を、新藤兼人本人による多数のインタビュー映像でまとめたドキュメンタリー映画。1975年公開。ところで映画監督は「ジャーナリスト」なんでしょうか?(そもそもジャー…