映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2012-09-02から1日間の記事一覧

大島渚監督「日本春歌考」104

1967年作品。続けてこの2本を借りるのがちょっと恥ずかしかった、そんなタイトルの映画です。 鈴木清順で度肝を抜かれたので、じゃあ大島渚はどうなんだ?ということで借りてみました。変な映画だった・・・。大学受験中の悶々とした男子学生たちに荒木一郎…

藤田敏八監督「八月の濡れた砂」103

1971年作品。「ツィゴイネルワイゼン」で助演男優賞を受賞した藤田敏八が、あまりに良かったので、彼の監督作品を見てみました。後に清く正しい熱血教師を演じた村野武範が、女子を強姦しまくる無軌道な若者を演じてます。41年前の日本は、ノーヘルメットで…