映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2012-11-24から1日間の記事一覧

岩井俊二監督「リリィ・シュシュのすべて」134本目

2001年公開作品。 11年もたってるのに、準新作扱いで420円なのは何故だ!特別版が最近発売されたからなのかな。(→レンタル料金)事前情報なしで見始めて、最初はなんだか眠い感じだなぁと思って見てたんだけど、だんだん、主人公の市原隼人や、蒼井優といっ…

深作欣二監督「バトル・ロワイアル」133本目

2000年作品。もう12年もたったってことが何より驚き!怖い映画は苦手だけど、先日思いきって「悪の教典」を見たことで、これを見る勇気が出ました。追悼・深作欣二ということは、特に考えてませんでしたが。ひとことでいうと、あっちは快楽殺人で、こっちは…

ジャック・ターナー監督「過去を逃れて」132本目

1947年作品。「午前0時の映画祭」で見ました。 フィルム・ノワールっていうんだそうです。こういう映画。 ノワールっていうくらいだから、暗くって黒くってどんよりするのかと思ったら、起承転結のはっきりした娯楽大作でした。ギャングの依頼をすぐ受けちゃ…