映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2012-11-26から1日間の記事一覧

是枝裕和監督「誰も知らない」136本目

2004年作品。 みんな知ってる、カンヌ国際映画祭、最優秀主演男優賞受賞作品。やっと見た。141分もあります。奔放な母と、ほったらかしにされた子どもたち。母は戻ってこないけど、いっしょにいるときは楽しくてやさしい母だから、子どもたちはひたすら信じ…

ダニエル・アンカー監督「オーケストラの向こう側〜フィラデルフィア管弦楽団の秘密〜」135本目

2004年にアメリカで公開されたドキュメンタリー。フィラデルフィア管弦楽団のさまざまな楽器の奏者たちが、自分にとって音楽とは何か、どういう音楽人生を送っているか − オーケストラの中で、外で、− について、おずおずと語り始めます。私は音楽が大好き。…