映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2013-01-17から1日間の記事一覧

中村義洋監督「フィッシュ・ストーリー」207本目

2009年作品。原作は伊坂幸太郎。いかん、この作品の良しあしは客観的に判断できない。“逆鱗”の“フィッシュ・ストーリー”が良すぎる。(監修:中村和義)私は自称元パンクスなので、この手のビートとかリフが来ると体がタテに動き始めます。高良健吾のダラっ…

新藤兼人監督「藪の中の黒猫」206本目

1968年作品。冒頭で、藪の中の家に住む女と娘(息子の嫁)が侍の一団に襲われて、家に火を放たれます。 その後、その周辺に侍を引きこむ妖怪が出るという評判が立ちます。その家の息子が立派になって戻ってきて、妖怪征伐を命じられる。同監督の「鬼婆」のア…