映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2013-02-14から1日間の記事一覧

五所平之介監督「マダムと女房」244本目

1931年作品。面白かった!私の大好物、おおむかしの映画です。トーキー第一弾とかで、今の映画とおなじように見られるのですが、さすが音質が悪くて、聴きとりづらい。画質も悪いんだけど、意外と気になりません。仕事嫌いの劇作家が、あちこちで身勝手でユ…

ビリー・ワイルダー監督「第十七捕虜収容所」246本目

1953年作品。ビリー・ワイルダー監督は名作を多数生み出した人らしいけど、作品を見るの初めてです。とても面白かった。私は外国の映画を見るとき、登場人物の区別がわかるようになって、性格や役割がつかめるようになるのに時間がかかってしまう方です。だ…

翁長裕監督「Blankey Jet City 『Vanishing Point』」245本目

2013年公開作品。1990年から2000年まで活動したロックバンドのドキュメンタリーです。私はファンクラブに入っていたほどこのバンドが好きだったので(別にグッズを集めたりするわけじゃなくて、入ってないとチケットが取れなかった)、およそ客観的な感想が…