映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2013-02-19から1日間の記事一覧

新藤兼人監督「どぶ」256本目

1954年作品。とてもとても貧しい長屋に流れ着いた、頭が弱いけど気立てのいい女、ツル。というか乙羽信子。彼女が転がり込んだ先は殿山タイちゃんと宇野重吉、どっから見てもいい人たちなんだけど、この映画では麻雀ばっかりやってるズルくて困った奴ら。 だ…