映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2013-03-19から1日間の記事一覧

ジュリアン・シュナーベル監督「潜水服は蝶の夢を見る」291本目

2007年のフランス映画。記憶も失わず、考える能力も劣ることはないのに、左目以外の全身が自分で動かせない。脳溢血になる前、彼はパリで人気ファッション雑誌の編集長だった。左目のまばたきだけで文字を選んで、彼は自伝を書くことになる。この映画は、最…

園子温監督「希望の国」290本目

2012年作品。DVDになったばっかり。難しい題材だと思います。地震・津波に関しては、目に見える結果は出揃っているけど(精神的、社会的な長期にわたる影響など、まだこれから見ていかなければですが)、放射能の本当の影響はまだ出ていません。判別できるほ…