映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2013-03-29から1日間の記事一覧

ティム・バートン監督「エド・ウッド」306本目

1994年作品。映画の中にインチキくさいお化け屋敷が出てくるけど、これ自体がインチキなお化け屋敷のような映画でした。 実話なのに。エドウッドってほんとに変態だなぁ。本人が何を望もうと、この人には普通の映画は作れない…。でも多分、この人の作る映画…

木下恵介監督「カルメン故郷へ帰る」305本目

1951年作品、日本初の総天然色映画。テレビで放送されたデジタルリマスター版を見ました。 鮮やかだけど色がなんか不自然。空の青が濃すぎて群青っぽいし、人物が黄色っぽい感じ。これでも、劣化した元の映像よりだいぶキレイなんだろうな。そんな色合いだけ…