映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2013-05-06から1日間の記事一覧

ロネ・シェルフィグ監督「17歳の肖像」355本目

デンマーク人監督がイギリスで撮った映画だけど、グローバル化を受けて(適当)日本の女子高生でも楽しめそうな映画に仕上がっています。女子高の優等生が、ちょっと怪しげな大人の男に声をかけられて、親にも話を通した上でおつきあいを始めるんだけど、親…

ドリュー・バリモア監督「ローラーガールズ・ダイアリー」354本目

(なんで借りたか思い出せない)アメフトやらプロレスやら、こういうスポーツにまったくいっさい興味がないし、音楽もコマーシャルなアメリカンロックは聴かないけど、この映画はほんとに楽しかった。こういう経験(アメリカンで苦手っぽいものを楽しんでし…

犬童一心、樋口真嗣監督「のぼうの城」353本目

機内で見ました。 面白かったよ。歴史物だとつい、どこまで史実なんだろうって考えながら見てしまうけど、あんまり気にしないで楽しんだ方がいいね、きっと。 野村萬斎は、やっぱりすごい。この映画の中の役割こそ、まさに「狂言回し」の真骨頂です。本物の…