映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2013-05-12から1日間の記事一覧

スタンリー・キューブリック監督「ロリータ」366本目

1962年作品。 キューブリックだしロリコンの語源だし、必見!ということで見ました。Huluです。もうピーター・セラーズ最高! 「博士の異常な愛情」と同じように、いろんな役をインチキ臭く演じ分けて、彼をフィーチャーし過ぎ感もあるけど、この人の狂った…

スタンリー・キューブリック監督「恐怖と欲望」365本目

1953年にアメリカで制作・公開されたけど、キューブリック本人が「アマチュアの作品」として封印していたものがメキシコで発見され、日本でもとうとう公開されました。というので見に行ってみました。 キューブリック、見てないものもまだたくさんあるけど、…

ウィリアム・ワイラー監督「嵐が丘」364本目

この原作、何度も映画化されてますが、私が見たのは1939年版。 主演はローレンス・オリヴィエとマール・オベロン。 マールオベロンという女優さんは初めて見ました。可愛らしく生意気でちょっと意地悪、というキャシーにぴったりですが、若干印象が弱いかな…