映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2013-09-08から1日間の記事一覧

ピーター・イェーツ監督「ブリット」509本目

スティーブ・マックイーンほんといいですね。 うまく言えないけど、実在感、本気感、のようなものがあって、彼がいる画面には作り物感がないのです。 カーチェイスは、「大量にとにかく壊す!」というのでなく、最低限の破壊で最大の効果を狙ってスリリング…

ダーネル・マーティン監督「キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語」508本目

ブラックミュージックの名門、チェスレコードを描いた映画…ということで、どきどきしながら見ました。 ビヨンセがちょっと目立ち過ぎかな〜〜。 エタ・ジェイムスが中心の映画ではないと思うんだけど〜。チェスというのがポーランド移民だというのも知らなか…

吉田大八監督「パーマネント野ばら」507本目

菅野美穂、小池栄子、池脇千鶴の3人がとてもいいです。 でも実はパンチのおばちゃんたちも素晴らしい。 ダメなところのいっぱいある人たちが、支え合って生きていることが胸を打ちます。 結局、完全にまともで立派な人なんて一人もいない。でもそれでいい。…