映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2013-09-22から1日間の記事一覧

アキ・カウリスマキ監督「浮き雲」520本目

行ったことのないフィンランドという国で、失職するということがどれほど重いことなのか、想像できません。 この人たちが「ニーチェの馬」みたいになったらどうしよう…私の大好きなカティ・オウティネンさんが、ゆでるじゃがいももなくなってしまったら…など…

ウディ・アレン監督「カイロの紫のバラ」519本目

ソフトの在庫が少なくてなかなか見られなかったんだけど、やっとレンタルできました。 ミアファローがまだ若い。1986年というと、27年も前ですね。「それでも恋するバルセロナ」とかの最近の作品にはない、ちょっと切なくなるような、甘くやさしい憧れの世界…