映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2013-09-24から1日間の記事一覧

松岡錠司監督「バタアシ金魚」526本目

演技は棒読みぎみで、みんな普通の人っぽい。 でも私たちも、抑揚なくしゃべってたよな、実際は。 気持ちばっかり先走って、何もうまく言えなかった。好きな人に会いたいっていうだけの理由で部活を始めたり、努力すればオリンピックに行けると思ったりした…

ビクトル・エリセ監督「エル・スール」525本目

エル・スールというのは「南」という意味だそうです。 これを見ると、同じ監督の1つ前の作品「ミツバチのささやき」の意味が少し深くわかるような気がします。 社会派であり、叙情派でもある作品。おそろしい出来事を美しく描いた芸術的な絵本のようです。…

アラン・J・パクラ監督「ペリカン文書」524本目

なんとこの監督は「アラバマ物語」を製作した人なんですね。昔から社会派! わりと面白かったけど小粒な感じでした。 141分もある映画だけど、テレビでは100分くらいに短縮されていたようです。