映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2014-03-14から1日間の記事一覧

フランコ・ゼフィレッリ 監督「ロミオとジュリエット」671本目

1968年作品。この映画の中の人は、(一部をのぞいて)みんなおそろしく衝動的です。「ゴッドファーザー」に出てくるマフィアの人たちみたい。愛と、その裏返しの憎しみ、生と安易な死。 若く美しくおろかな二人の恋愛は、はげしい性欲をともなって誰にも止め…

アダム・シャンクマン 監督「ロック・オブ・エイジズ」670本目

昔は音楽にうるさいと自慢してたようなヤな女だったので、この映画で使われてる曲は当時バカにして聞かなかったんだけど、自分で追っかけなかった音楽ほど、あとで聞くと懐かしい。CMとか洋服の流行とかと同じで。 この映画は、主役の若い二人が元気で好感が…