映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2014-07-20から1日間の記事一覧

スティーヴ・ベンデラック 監督「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」755本目

イギリス人はフランスのことをこう思ってるのか〜。 特に音楽。内容と関係なくアンニュイなかんじ。 しかし「男と女」からもう50年近くたってるわけだし、全体的に昭和の香り(外国だけど)が漂っています。 ギャグはおおむね「予想通り」の展開で、テレビ…

ピーター・ウィアー監督「いまを生きる」754本目

原題がいいのに邦題はわりあい印象薄いですねー。(「The Dead Poets' Society」というのが原題です。) ロビン・ウィリアムズ先生はいつものように人情派。 学生たちの中には、まだ初々しいイーサン・ホークがいたりします。お堅い学校の子ども達にも、自由…

熊井啓 監督「黒部の太陽」753本目

大作かつ力作。三船敏郎ってやっぱりカッコいい。 石原裕次郎は、無鉄砲な若者役から大人のリーダー役への移行期間中、といった感じ。昔の労働集約的な現場や大規模工事の犠牲者の数の大きさ(170余名だそうです)は驚きだったけど、昔も今も、現場で真剣に…