映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2014-12-08から1日間の記事一覧

岡本喜八 監督「肉弾」821本目

1968年作品。 じつに不思議な、琴線をくすぐられる映画でした。 ラブ・ブラック・コメディ? 戦争もの?20歳そこそこの特攻兵と、売春宿をいとなむ両親が亡くなって後を継いでる女子高生のおかみさん。二人で数式を唱えながら雨の中でぶつかって「出たー!…

セシル・B・デミル 監督「十戒」820本目

合計4時間、Blu-rayでも2枚組!と聞いてびびっていましたが、説教くさい映画ではなく、「スパルタカス」とか「グラディエーター」のようなドラマチックな歴史活劇、全然眠くならずに最後まで楽しめました。恋愛あり、家族愛あり、権力闘争や欲得あり、宗教に…