映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2015-03-28から1日間の記事一覧

リチャード・カーティス 監督「アバウト・タイム 愛おしい時間について」909本目

イギリス映画。 なんかお正月に機内で見た「しあわせはどこにある」(これもイギリス映画)と同じジャンルだなぁ。「青い鳥」系で、じたばたした後に家に戻ってくるという物語。好きだけど、そういう幸せへの需要がこんなに高まってるイギリスってなにか社会…

ノア・バームバック監督「フランシス・ハ」908本目

86分と短いのがいい。若干パワーあふれ気味で、空回りしがちなフランシス。繊細というより大物。 マンガ的な彼女と、哲学者みたいなルックス(美人なのになぜ大きすぎるメガネ?)の女友達。 二人の友情は永遠なのか、と思ってたら意外と早く別の道へと向…

沖浦啓之 監督「ももへの手紙」907本目

島の台風なめんなよ!? 妖怪たちが助けてくれなかったら、悲劇の物語になるところでした。 内海だからそうでもないのかしら。主人公や妖怪たちのかわいさがちょっと足りなくて、がっつり感情移入できなかったのですが、島の自然や人々のやさしさが伝わって…