映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2015-06-11から1日間の記事一覧

北野武監督「3−4x10月」988本目

凶暴な頃のたけし、というか北野監督の作品。 これを作った人の精神状態は大変なものだな、ということが強く伝わってくる。 この映画のときがピーク、って感じる。 残酷だけど冷酷じゃなくて血が濃い、イタリア人マフィアの映画みたい(要はゴッドファーザー…

フィリップ・カウフマン 監督「ミネソタ大強盗団」987本目

西部劇と日本の時代劇は、かなり苦手な分野なんだ。 切った張ったが多いし、大げさな演技が多くて。 その中では、この映画は見ていて面白い。会話が気が利いててユーモアがあるし、人物像に特徴がある。 でも、なんでか今ひとつ集中できなくて、筋を追えなく…