映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2015-11-06から1日間の記事一覧

周防正行監督「終の信託」1157本目

草刈民代の演技にとてもリアリティがありました。 ただ、彼女自身の戸惑いが強すぎて、人の命を何十年も預かってきた医師という職業の人には見えにくい。 感情がゆらぎすぎて、医師としての判断の前に気持ちで操作を行ったと思われてもしょうがない。 その人…