映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2016-09-25から1日間の記事一覧

バイロン・ハワード 監督「ズートピア」1417本目

すごく褒めてる人が多いと聞いてたけど、わりと説明的な映画だなと思った。 猛獣でなくウサギの女の子が、強い警察になることに憧れる→意地悪や無視→キツネとの出会い、活躍と落とし穴と失望→大どんでん返し、大団円。 ものごとは一面的ではないという、最近…

チャールズ・ラッセル 監督「マスク」1416本目

1994年作品、ジム・キャリーもキャメロン・ディアスも若〜い。 CGの効果が、今見ても違和感なく、ひたすら大げさで楽しい。 やっぱりこの映画は、ジム・キャリーとキャメロン・ディアスという二人のラブコメ俳優の才能が際立ってる作品だなーと思います。ジ…

山田洋次 監督「母べえ」1415本目

しんみりと哀しい映画でした。 状況はかなり厳しく理不尽なんだけど、母べえはひたすら愚直にまっすぐに夫を信じ、子どもたちを守り、働きぬきます。 キャスティングが・・・イメージ的にはまさにぴったりなんだけど、いくらなんでも吉永小百合は年齢的に上…

クエンティン・タランティーノ監督「ヘイトフル・エイト」1418本目

どんでん返しに次ぐどんでん返し。ゾクゾクする進行だけど、ドカドカ人が吹っ飛ばされるのもいつも通り。 西のタランティーノ、東の園子温、か? 黒人のサミュエル・L・ジャクソンや英国人ティム・ロスがいるのがそもそも変だけど、デイジー役のジェニファー…