映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2017-02-20から1日間の記事一覧

クリスティアン・ペッツォルト監督「東ベルリンから来た女」1503本目

原題は主人公の名前「Barbara」だけど、日本で上映するうえではこの邦題は必要だな。 2013年のドイツ映画。といっても映画の舞台は1989年のドイツ統合の9年前、1980年です。 一見したところ共産国というふうではなく、働く女性が主人公、舞台が病院の映画な…