映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2018-01-10から1日間の記事一覧

大林宣彦 監督「野のなななのか」1711本目

割と最近の映画なんだけど、日本古来の言い伝えみたいな、昔話みたいな、ゆるやかであかるい情緒のただよう映画でした。 自主映画として作られたんですね。北海道の夕張の隣の、芦別市で作られた映画だそうだ。 2時間半の長い映画だけど、ちょっと棒読みっぽ…

ベネディクト・エルリングソン 監督「馬々と人間たち」1710本目

2014年のアイスランド映画。どの場面にも馬がいる。人間と馬の関わりというより、人間どうしの関係を馬と人間の関係に置き換えてみたりして、人間ってやつは・・・という気持ちにさせる、変わった映画でした。 上映当時から気になってました。 馬が人間の代…