映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2018-06-02から1日間の記事一覧

ガイ・リッチー 監督「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」1819本目

すっごいロンドン訛りのインチキ物売りトークで、ある程度英語が得意だと思ってる人たちの自信がズタズタになるところから始まります。 たまりませんね・・・「Trainspotting」好きの元パンクスの私としては、もうこれだけで評点80は下らない感じです。エデ…

テレンス・マリック 監督「シン・レッド・ライン」1818本目

1999年、およそ20年前の作品。 人情派というか叙情派というか、そんなデリケート表現にいつも心打たれるテレンス・マリックの作った戦争映画、とは。 若くて感受性の強い兵士の心の中の独白で、「男の全部は一人の人間でできていて、その中の一部が戦ったり…