映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2018-10-10から1日間の記事一覧

富永まい監督「ウール100%」1930本目

ラブリーに始まり、夢みたいな美しい風景が続きます。 なにこのおもちゃの家。美術が素晴らしいですね。さすが美大出身の監督。 日本とフランスでしか作られないタイプの作品。、つまり美観至上でストーリーは夢というファンタジー。 割と好きだけど、他の映…

市川準監督「東京兄妹」1929本目

1995年といえば今から23年も前だから、古くさい感じの街角にクラシックな兄妹が歩いてきてもいいのかと思ったけど、違和感を感じた人も多かったらしい。確かに、その時代はむしろバブルで、こんな枯れすすきな昭和ではなかったはずでした。 兄、妹、小さい写…