映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2019-08-03から1日間の記事一覧

サム・ウッド監督「チップス先生さようなら」2231本目

ほのぼのと不器用で暖かい人間ドラマでした。時代設定は100年以上前だけど、(ハリポタを見慣れてるからか?)イギリスのボーディングスクールの風景は古くは感じられませんでした。こういう映画見るといつも不思議なんだけど、老けメイクの技術って良くなっ…

フランク・ロイド監督「戦艦バウンティ号の叛乱」(「南海征服」)2230本目

1935年の作品。クラーク・ゲーブルが「風と共に去りぬ」と比べてそれほど若くもないけど白黒のかなりシンプルな画面。この人は知的でやんちゃで精悍で、いい顔をしてるなぁ。 残虐なブライス船長を演じてるチャールズ・ロートン、すごく見覚えがある。「パラ…