映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2019-12-16から1日間の記事一覧

アリーチェ・ロルヴァケル 監督「幸福なラザロ」2338本目

不思議な映画だったなぁ。 「なんでも屋くん」でしかなかったラザロ少年が、高熱に浮かされて崖から落ちて「たぶん死んだ」感じになり、一方、伯爵夫人に搾取されていた村人たちは警察に導かれて村を後にする。数十年後、彼らは都会で食い詰めて詐欺や盗みで…