映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2020-04-11から1日間の記事一覧

テレンス・マリック監督「ニュー・ワールド」2481本目

これもまたテレンス・マリック。彼の映画にしてはナレーションが少なく、リアルタイムの会話でストーリーが語られる映画です。 マリック監督は、訴えたいことがたくさんあるんだな。「トゥ・ザ・ワンダー」もアメリカ人とフランス人が出会って、異国での生活…

ベネット・ミラー監督「マネーボール」2480 本目

面白かった。ブラッド・ピットのいつものふてぶてしい、不貞腐れたような演技が、ビリー・ビーンによく合ってる。数字に強い相棒を演じるジョナ・ヒルも、空気読まない秀才らしくて良いです。実話ってところがなにしろすごい。アメリカって昔からスポーツに…

テレンス・マリック監督「トゥ・ザ・ワンダー」2479本目

テレンス・マリックの映画って、詩だよなぁ…。テンポがやさしくて、うっとりする。オルガ・キュリレンコやレイチェル・アダムスはもちろん、ベン・アフレックまで美しく見える。 すごく変なことをいうと、カメラの視点が幽霊みたいなんだ。被写体たちと同じ…