映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2020-04-13から1日間の記事一覧

ダニエル・ギル監督「モダンライフ・イズ・ラビッシュ ロンドンの泣き虫ギタリスト」2487本目

iPhoneで音楽を聴きながら、スタバのラテを持ってオフィスに通う、そういうモダン・ライフがラビッシュ(くだらない)ってことね。それに対する言葉は「オールドファッション」。音楽はLPで聴く、コーヒーは喫茶店のカップで飲む。そういうこだわり青年が、同…

マーク・ギル監督「イングランド・イズ・マイン モリッシー,はじまりの物語」2486本目

劇場で見逃した後、いつソフト化されるのかと思っていたら、とっくになっていました。KINENOTEのアラートって一度も上がったことないな。 モリッシーとジョニー・マーのスミスは、大学生の頃の私たちの憧れで、バンド仲間とよくテープを貸し借りしたもんでし…

ロン・マン監督「カーマイン・ストリート・ギター」2485本目

カナダ映画となってるけど、舞台はニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジにある手作りギター店。この店に1週間張り付いて、ギター制作者リック・ケリーと事務員の母親、見習いのシンディと、店に来る人たちのなりわいを撮影した、シンプルなつくりのドキュメ…