映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2020-04-19から1日間の記事一覧

マイケル・ラドフォード 監督「アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール」2499本目

なんと、英語だ。アンドレア・ボチェッリといえば、私が初めてイタリア旅行に行ったときにちょうど話題になっていた歌手で、私の中ではボチェッリ=イタリアだし、製作国イタリアとなっているけど、監督も俳優もハリウッド的でした。トスカーナ地方の風景が…

園田新監督「リバースダイアリー」2498本目

ジャンルでいうとあれかなぁ、「イニシエーション・ラブ」とかと同じ層の人が見る映画?スリリングに作ろうと思えばできるストーリーだけど、構成が甘い。空港でのキャンセル待ちってカウンターに行って申し込むし、すんごい名前呼ばれるし、同じ便に乗るつ…

ヴィム・ヴェンダース 監督「世界の涯ての鼓動」2497本目

滞在型のこういう素晴らしいホテルに、仕事で泊ったり、ツアーで立ち寄ったりすると、「たまたま泊まってる素敵な独身男性と恋に落ちたりしたら素敵なんだけどな~」と妄想するような、知的で冒険心の強い二人の恋。世界中のさまざまなところへ動線をのばす…

マリア・ペーテレス 監督「レディ・マエストロ」2496本目

どれくらい事実なんだろう。生い立ちや、コンサートホールの仕事を首になったこと、ピアノ教師についたこと、音楽学校に入ったこと、指揮者に師事したこととかは事実だろうけど、御曹司フランクの存在がどうもフィクションっぽい感じがする。ロビンって存在…