映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2020-04-23から1日間の記事一覧

ジャン・リュック・ゴダール「イメージの本」2506本目

巨匠がわかる人だけがわかればいいと思って、自分の大事な映画の断片をたくさん集めて作った宝物。「コヤニスカッツィ」とかテレンス・マリックの映画とか「イントレランス」の仲間。って感じでした。巨匠つっても若いころは自意識過剰の気取り屋だった人が…

デビッド・バッティ 監督「マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!」2505本目

たまらん…この頃のロンドンほど最高に刺激的で美しい場所は、古今東西どこにもないんじゃないだろうか。 ロンドンに仕事で行ったのは1992年だからもうこういうロンドンの香りは何も残ってんかったけど、キンクスのカセットテープをいつも聞きながら、湾岸や…

ロドニー・アッシャー 監督「ROOM237」2504本目

すごくKINENOTEの評価が低いけど、シャイニングのマニアが作った分析映画なら、見ないわけにはいきません。なんかもうね、なにかを掘り下げまくる、妄想しまくる、ということ自体を楽しみたいだけなのかもしれない。自分が妄想するのもまあ楽しいけど、妄想…