映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2020-07-31から1日間の記事一覧

アレックス・インファセッリ 監督「キューブリックに愛された男」2633本目

キューブリック監督の運転手兼パーソナル・アシスタントを30年も務めたイタリア人、エミリオ・ダレッサンドロに取材し、その手記をドキュメンタリー化したもの。 彼は在職中、なんと一度も映画を見たことはなかったのですって。将軍に使える忠実な家臣みたい…

バスター・キートン監督「キートンのセブン・チャンス(キートンの栃麺棒)」2632本目

わずか56分のサイレント映画。 公開時の日本のタイトルにある「栃麺棒」というのはおっちょこちょいという意味らしい。1925年の映画なので、自動車はいわゆるクラシックカーだし、黒人の召使がふつうに家にいます。女性たちは深い帽子を被ってアール・デコ風…

キャシー・アン監督「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」2631本目

メイキング映像を先に見てしまったんだけど、勢いのある女子だらけのすごい現場ですね。こんなカラフルな映画製作ってまず他ではないので、それだけで面白そう。 このテンションと色彩はちょっと中年の私にはtoo muchかな~。特にハーレイ・クインちゃんの顔…