映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2020-08-10から1日間の記事一覧

ザック・ペン監督「ATARI GAME OVER アタリ・ゲームオーバー」2651本目

アタリ…。私が存在を知った頃にはもうすたれていた、なんか切ない響きのあるこのゲーム会社・ゲームコンソールの名前。 黎明期のワヤワヤな感じはマイクロソフトの黎明期のドキュメンタリーと同じだな。エンジニアたちはみんな長髪でお行儀が悪くて…でもすご…

フランク・ヴィスバール 監督「鮫と小魚」2650本目

なぜ借りたか思い出せない。タイトルにも監督にも見覚えがない。いつも見てるレビュアーさんの誰も見てない、というか、感想がまだ一つも書かれてない。謎だ(笑) 1957年、「西」ドイツの作品。コントラストの強い白黒映像。冒頭のやたら元気な音楽はまるで…

マイケル・フランコ監督「父の秘密」2649本目

<ネタバレあります> 原題は「ルチア(母の名前)亡き後」だけど、邦題は「父の秘密」だ。秘密は父にも娘にもあるのに、どうして父の秘密なんだろう。 一人娘アレハンドロの受けている壮絶な集団いじめ…なんでそれでも学校や合宿に行くのをやめないんだろう…