映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2020-12-30から1日間の記事一覧

ピエール=フランソワ・マルタン=ラヴァル 監督「ファヒム パリが見た奇跡」2792本目

フランスってどういう国なんだろう。シャルリ・エブドで知られた、風刺のきつすぎる国。でも難民認定を受ける人が0に限りなく近い日本より、ずっと受け入れているようです。この映画はなんといっても実話ですが、ちょっと不自然なほどに「みんないい人」に描…

アルマ・ハレル監督「ハニーボーイ」2791本目

冒頭のプロダクションIDのところに堂々とAmazon Studioの文字が。てことはAmazonプライムで見られるのかなと思って、帰ってから検索したら、引っかかりませんでした。まだ比較的新しいからかな? この映画は子役時代からずっと第一線で活躍しているシャイア…

フランソワ・トリュフォー監督「家庭」2790本目

タイトルだけ見るとシリアスな日本映画かと思うけど、軽薄なアントワーヌ・ドワネルのやつでした。だいぶ間が空いてしまったけど、彼の3作目で女性たちの間をふらふらして、結局結婚した、というところからこの映画は始まります。 急に改心して良い夫になど…