映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ポール・フェイグ監督「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」2429本目

男性の下ネタも苦手だけど、女性の下ネタ(特に汚い系)はナシだなぁ。面白いけど。この映画ってカラッと明るいけど、女同士の友情ってのがどれほど壊れやすいか、見栄や競争心がカンタンにいちばん大事なものを壊してしまうか…っていう部分もあるよね。だけ…

ウディ・アレン監督「アニー・ホール」2428本目

ウディ・アレン自身がウディ・アレンを演じる映画を見るのは久しぶり。最近はケイト・ブランシェットやらホアキン・フェニックスやらがウディアレンの化身となって主役を務める映画が多いから、リメイク前のオリジナルを見てるような不思議な感じ。 というの…

石井裕也監督「町田くんの世界」2427本目

まったく期待しないで見たら、思いのほか面白かった。 町田くんっていう稀有なキャラが、マウンティングしあう時代には清浄剤であり潤滑油であり、キャスティングの妙と監督の熱意とでいい作品に仕上がっていました。 町田くん!細田佳央太って子は初めて見…

東陽一監督「絵の中のぼくの村」2426本目

ふたごの物語だけど、タイトルは「ぼくらの村」じゃないんだな。原作があって、それは双子の共著ではなく一人の著書だからか。 田舎の子どもたちの映画って他にもいくつもあって、「菊次郎の夏」とかもそうだし、そういえばゲームソフトの「ぼくのなつやすみ…