映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2021-12-12から1日間の記事一覧

ルビカ・シャー監督「白い暴動」3260本目

2019年制作。そんな新しい映画だったんだ。クラッシュの「白い暴動」が出たのは1977年、ジョー・ストラマーが亡くなったのが2002年だから、ごく最近になって昔を振り返って作られた作品だったんだな。(字幕監修ピーター・バラカン。正しい人選) RAR: Rock …

スティーヴン・E・デ・スーザ 監督「ストリート・ファイター」3259本目

ラウル・ジュリアが悪の総督役。頬がこけてて眼光鋭く、遺作としての彼の意気込みの凄みを感じます。(それだけが理由で見てる)…「鷹の爪団」の総統のキャラクターに酷似している。まさか、彼がモデルだったとは…? まぁ映画自体は、ゲームもやらないし、ラ…

佐藤祐市 監督「ストロベリーナイト」3258本目

もう8年も前の作品か。テレビの刑事ドラマの映画化だけど、本格的な感じもある。極端な慟哭とか過度の怨恨とかはないから、私には見やすい。(殺人の動機はちょっと義理と人情に傾きすぎてて「ん?」と思ったけど、そこはまあいいか) 竹内結子って理想的な…