映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2022-06-24から1日間の記事一覧

大林宣彦監督「可愛い悪魔」3428本目(KINENOTE未掲載)

DVDなのに古書の匂いがする。少しカビっぽいような…。よほど前に借りてから時間が空いてるのかな・・・。 これは普通に映画かと思って借りたけどKINENOTEには記録がない。テレビの「土曜ワイド劇場」で1982年に放送された”テレビ映画”らしい。大林監督作品の…

曽根中生監督「BLOW THE NIGHT 夜をぶっとばせ」3427本目

1983年の映画か。不良女子高生が頭を赤くして、長いスカートで地面をズルズル引きずってた頃の文化を伝える作品となっています。 ストリート・スライダーズはハリー作のパワフルな曲もいいけど、蘭丸の書いたデリケートな曲も好きだった。国分寺のスタジオで…

増村保造 監督「兵隊やくざ」3426本目

これも評価の高い、ずっと見たかった作品。勝新太郎が主役でこのタイトルなので、かなりヘビーな暴力の多い映画を予想してた(典型的な苦手分野)けど、非常に軽妙でとにかく面白い映画でした。暴力の場面も多いけど、残虐さを強調するのではなく、いじめの…