1975年作品。
こ…これは映画か?
大好きなThe Whoのロック・オペラだし、映画「さらば青春の光」は昔見て感動した覚えがあるし、第一TOMMYは10年前にロンドンで舞台を見たときにとても良かったので、若干期待してたのは事実です。
予想とかなり違う、…うーんと、蜷川美花の写真をいっぱい並べたみたいな映画でした。
もしかしたらひどい作品なのかもしれないけど、いいかげんな感じや手抜きはない。誰かおかしな人が一生懸命作っちゃった映画。
この奇妙キテレツさはケン・ラッセルの仕業?
ロジャー・ダルトリーはどうやってもナイーブな青年キャラでキース・ムーンはもともと変なおじさんキャラで、おおもとを作ったピート・タウンゼントは大層な変わり者だけど・・・それだけでは、この映画にはならないと思います。
ギリギリ、悪趣味の域には入っていないと思います。
でも1回見ればいいかな・・・。
惜しまれる点は、ストレート金髪のトミー少年が急に大人になるとクリクリの長髪になるのが、ちょっとあんまりだと感じました。…い、以上。