映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

鈴木清順監督「ツィゴイネルワイゼン」 101

1980年公開作品。

この監督の映画、初めて見ました。
率直にいうと、変な映画でびっくりしました。ケン・ラッセル白蛇伝説」を思い出しました。けれん味の大御所って感じです。

主人公を演じる原田芳雄、その友人を演じる藤田敏八、芸者と貞淑な妻の二役を演じる大谷直子、この3人が素晴らしくて、それだけで大満足なのですが、妙に長い間や、自然音を一切残さずすべて無音状態のスタジオで録り直したせりふ、等々に違和感があって、完全には入りきれなかった気がします。

大谷直子ってこんなにキレイだったっけ。藤田敏八ってなんて素敵なんでしょう。この人は監督をやることのほうが多かったようで、出演作品はそれほど多くないみたいですが、もっと見たかったと思ってしまいました。シャーロックホームズでいうところのワトソン君的な実直な性格が素敵☆☆でした。

以上。