映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

青柳信雄監督「雲の上団五郎一座」115

1962年作品。
旅芸人一座のリーダー「雲の上団五郎」はエノケン。もう若くはありません。病気が悪化して、この映画の直後に右足を切断したそうです。
インチキっぽいプロデューサーにフランキー堺、小屋の社長がアチャコでその娘が水谷良重。劇団員に由利徹三木のり平八波むと志。大阪の興行主が高島忠夫・・・と、豪華な顔触れです。
女優役の森明子がとってもキュート。
当時の娯楽大作、って感じだったんでしょうね。総天然色で楽しめます。・・・以上。