映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

中島哲也監督「下妻物語」120本目

2004年公開。
お、おもしれぇ。
ヤケに盛り上がってた映画ってのは、見ておくもんですね。
深田恭子の醒めたロリータっぷり、土屋アンナのバカヤンキーっぷり(すごく可愛い)が素晴らしいです。こういう映画作るのって楽しいだろうなぁ。

この監督は・・・濱マイク「ミスターニッポン」(2002年)を監督した人だったのですね。どうりで。

実写+CG+アニメ+いろいろ、このメディアにできることをたっぷり楽しんだ感じ。
要はおもしろきゃいい、転じて、面白くするためにできることは全部やれ、という教訓を残してくれます。

やっちまった後の二人の表情が最高によい。
今回も音楽がとてもとても良い。
あんまり語るのも野暮なので、見た方がいいです、この映画。ぜひ。以上。