映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

横浜聡子監督「ウルトラミラクルラブストーリー」209本目

2009年作品。

ギブアップ。
冒頭の、録音された音声は、しばらく韓国語だと思って聞いてた。
主人公マツケン、その他登場人物の東北弁の会話が、かなり努力しても日本語として意味がとれない。字幕があってよかった。なかったら最後まで見られなかったと思う。そんな九州の人間です。

前から、タイトルいいな〜と思ってました。でも見終わってみると、全然意味をもつようになる・・・。確かに、ハンパなくウルトラ級のミラクルです。
ところで、なんのためのミラクル?
consequenceを求めてしまうのって左脳的で理屈っぽくてつまらない気もするけど、いろんなことがそれぞれ起こる必然性がない・・・

うーん、むずかしいですね。すべてが運命論的に一点に帰結するって言っちゃ文句を言い、ばらばらだと言っちゃ文句を言い。中庸とかほどほどってのが一番つまらない気もするけど。

エンディングの「そりゃそーだ」という曲が、わりと・・・嫌い・・・だったりもします。そんな感じでした。以上。