2010年作品。
タイトルを見ればだいたいの筋は見当がつきますが、ひとつひとつのエピソード、場面、その他いろいろなことを、とても丁寧に描いた作品です。
嫁入りするオカンが大竹しのぶで、娘が宮崎あおい、オカンの婿が桐谷健太と、演技が濃い人たちを中心としていて、演出によってはクドく、イヤな面が出てくることもあり面々ですが、しっかり作った後で抑えたような落ち着きがあります。
上手ではない大阪弁も、やりすぎないことで不自然さが少ない気がします。
大きな感動!っていう仕上がりではないけど、さらっと気持ちよく見られます。
腹三分目くらいな軽食感は否めない・・・テレビで見たからいいけど、映画館で見たら「もうひとつ盛り上げてくれないと!せっかく来たんだから。1800円も出したんだから。」と思ってしまいそうでした。