映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

エド・ウッド監督「プラン9・フロム・アウタースペース」309本目

エド・ウッド」見たらついこっちも借りてしまいました。
順番としては、ぜひエドウッドの後に見るべき。パロディだと思わなければ見てられないです。
スバラシイ駄作で、最初は爆笑しながら見られますが、わずか70数分が冗長で長く感じます。

ところで、ナレーションにすごく頼るところがあったり、ケレン味たっぷりの「語り部」が出てきたりするあたり、エドウッドさんの映画観はサイレント映画の頃を完全にひきずってますね。当時は変わっている上に時代遅れだったのでしょう。今見るとそんないろんなことがすごく珍しくおかしく感じられるんだけど。

ギャグでこういうのをやれるところまで腹をくくれば、大成功できた人だったかもしれません。