1956年作品。
小林旭の歌が始まりそうなイントロ、でも歌い方は尾藤イサオだった…って言っても若い人にはわかりませんね。
日本のロカビリーのおおもとは西部劇だったんでしょうか。
出てくる人たちが大変な乱暴者ばかりなのは、日本の任侠映画と同じです。新しい土地を切り開いてきたのは、血の気の多い人たちだったのかな…。
ストーリーも、自分たちで言っているとおり「私怨を果たす」ということだけで、色恋ごとはオマケみたいなもの。バート・ランカスター=ワイアット・アープ、カーク・ダグラス=ドク・ホリデイたちには獣のような魅力があるけど、任侠ものをほとんど見ないのと同じで、西部劇はナシかな…。
ところで西部劇って合衆国の西岸ではなく、むしろ真ん中あたりの州が舞台ですよね?東から開拓を始めて、西へ西へと向かっていったから西部劇というのでしょうかね。