映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

デイヴィッド・ハンド監督(ディズニーのアニメ)「白雪姫」384本目

デジタルリマスターばんざい!
ブルーレイをレンタルしたのですが、絵のあまりの美しさにびっくりしました。
なんて滑らかで柔らかい動き。白雪姫や森のかわいらしい動物たちの動きに、驚きや喜びの感情があふれています。
これが1937年の作品!?この頃にこれが作れたんだったら、今のCGはいったい?
…でも不思議と、人や動物の重量感がなく、ふわふわひらひらぐにゃぐにゃと動くところが、CGに似てますね。

子どもも大人も、目がキラキラして、うっとりとこの映画を見つめたんだろうな〜と、嬉しい気持ちになります。
動物たちも小人たちも、動きが可愛くてたまりません。動物や小人たちは、実写の上に絵を描いたわけはないので、1から描き起こしたんでしょうが、メイキングも見せてほしいです。…1937年では無理か。