ルイ・マル監督、幅広すぎ。
まさかこれが「死刑台のエレベーター」と同じ監督だなんて!
「五月のミル」はこれと同じ監督だな、というのがピンときますが。
ビートルズ映画か「ホームアローン」みたいに走り回ってむちゃくちゃやって、子どもが見たら大喜びしそうな、子ども視点の映画です。一言でいうと、“大人っておもしろーい。都会っておもしろーい。でもバッカみたい”
この非現実性。監督きっと日本のマンガやアニメ好きじゃないかなー。
このおてんばでクソ生意気な娘、なんかその後のいろんなところで見た気がするな。クレラップのCM、「未来ちゃん」、世界中の至るところで悪さをしつづけてる。この映画の影響を受けたものも多いんじゃないかと思う。
楽しい映画だけど、「名作」なのかどうかなんともいえません。