映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ポン・ジュノ監督「TOKYO!」532本目

3作の中では、一番日本が身近であろうと思われる監督です。
日本=ゴジラとか、日本=狭いアパートというだけでなく、宅配ピザを食べながら引きこもっている人が地震に遭遇する、ということまで想像を巡らすことができる。宅配の寿司といえば普通は寿司桶に入ってくる、ということはわからなくても。
さみしくも、温もりの感じられる作品でした。すこし薄く感じたけど、この監督好きだな。

日本の人たちは、ずいぶん孤独だと思われてるんだなー。
そうなのかもしれないけど。そうなんだけど。
2008年にこんなオムニバス映画が作られたことで、日本の映画界は何か影響を受けたんだろうか?