映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

マイケル・クリストファー監督「ポワゾン」547本目

これそういえば前に見たわ。
わざわざ見に行くと思えないから、たぶんフライトの中で見たんだと思う。
アンジーが「私が美人だということを、あえて知らせなかったのよ」みたいなことを言うのが、不遜ですごいなーと思ったのを覚えてます。
アントニオ・バンデラスの方は、これだけ美形なのに、なぜかあまり印象に残ってなかった…。

機内でみる映画なんて、感動や深みは期待しません。なるべく単純で、わかりやすくて、できればスカッとするやつ。この映画は最後まで見た気がするので、まあよかった方では。

アンジーの、典型的なファムファタール的な悪女っぷりが良かったです。

原題は「original sin」。でも、「原罪」なんてタイトルでは日本では売れないだろうから、関係なさそうだけど「ポワゾン」で良いのだと思います。